道路が陥没した日
今日は、出勤して早々にある連絡がありました。
「道路が陥没してて危ないからすぐ見てほしい」
通りがかりの方からの連絡でした。
ぼくの所属する部署は、市内の道路管理をメインにする部署なので、陥没の知らせは最も恐れている知らせです。
おずおずと現場に向かうと道路脇に、深さ1メートル、奥行き2メートルほどのでかい陥没がありました。
まだ9時過ぎでしたが、見た瞬間に今日のぼくの仕事はその陥没をなんとかすることにすべて切り替わりました。
すぐに業者に連絡して陥没補修の手配をして、昼過ぎならなんとか工事ができるとのことだったので、
それまで車が誤って落ちてしまうことがないように、職員で交通誘導を行いました。
慣れない交通誘導はめちゃくちゃ疲れました。
誘導員さんの大変さがよく分かりました。
誘導員をやっていて気づいたことがありました。
それは誘導員に手を挙げて通る人、お辞儀をして通る人もいれば、
何もせずに通る人もいて、
一人だけ怒って通る人もいたりと、
人によって通り方が様々だったことです。
言わずもがな手を挙げたりお辞儀をしてもらって通る人はとても優しく見えました。
これから自分が車を運転していて逆の立場になったら、絶対に手をあげて通ろうと心に誓いました。
交通誘導しながら、陥没の原因を調べたり、工事の様子を見てたらあっという間に夕方になりました。
今日はもうバテバテです。
市役所で最低限の事務仕事だけ終えて、今日の仕事は終わりました。
陥没した時はどうなることかと思いましたが、原因も分かり、今後の工事の段取りも決まったので、大変でしたが、悪い日ではありませんでした。
暑い中一日外で仕事をしたので、バッチリ日焼けもしてバテバテになりました。
ゆっくり休んであと2日の仕事に備えようと思います。