前職の思い出

今日いつものようにスーパーで買い物をしていると、見慣れた作業服の男性を見かけました。

ぼくの前職の作業服でした。

ぼくは今、地元の役所に勤めていますが、前職は、大阪に本社を置く建設会社に勤めていました。

今日見た方も、面識はない方でしたが、同じ作業服なので、同じ会社の社員だと思います。

全国展開している会社なので、全国の現場かある至るところで、仕事をしながら生活をしていました。

ぼくは4年間在籍したのですが、　

入社1年目東京都町田市、

2年目大阪本社、

3年目東京都八王子市、

4年目大阪の新名神高速道路と愛知の新東名高速道路といろいろなところの現場を転々としてきました。

その度にその地域で生活をしていたので、馴染みの地域がたくさんできました。

たぶん今日ぼくが見た方も、この辺りに現場があって、この辺りで生活をしているので買い物をしにきていたんだと思います。

前職では、主に土木工事の現場監督をしていました。

やりがいは抜群ですがなかなか大変な仕事です。

大変だった記憶と良い記憶がどちらも濃く残っています。

以前ぼくも仕事終わりに作業服で買い物をしていたのを思い出しました。

ぼくはその会社はもう辞めてしまいましたが、懐かしい作業服を見て、1人で生活しながらがんばっていたときを思い出し、なぜか新鮮な気分になりました。

今は、家族がいて、1人になれる時間が欲しいとよく思っていますが、当時ぼくはプライベートはほぼ1人で買い物をしていました。

その時の、自由で寂しい気持ちも同時に思い出しました。

もう辞めて5年くらいになりましたが、幸運なことに今の仕事にも前職で教わったことなどが活かせています。

前職の会社にも改めて感謝しながら、これからもまた生きていこうと思いました。

買い物に行っていい気分になれました。

今日は懐かしさに浸りながら、家で割引になっていたニンニクまぜそばを食べようと思います。